「どう話せばいいか」がわからなかった僕たちへ
話し合いたい気持ちはあるのに、タイミングを逃してしまう。モヤモヤはあるのに、どう切り出せばいいかわからない。
そんな日々のなかで、かずまさん(20代男性)とかりんさん(20代女性)は『セキララカード』に出会いました。 「どう話せばいいか」を模索しながら関係が変化した二人の物語をお届けします。
ゆっくり時間をかけて、お互いを知っていった
───まずは、お二人の出会いについて教えてください。
かずまさん:共通の友人の誕生日パーティーでした。僕はカメラマンとして参加していたんですが、正直にぎやかな場はあまり得意じゃなくて……。どう振る舞えばいいのかわからず、端っこのほうで様子をうかがっていました。
かりんさん:その姿を見て、「大丈夫かな?」って思ったのが最初でした。場の雰囲気に馴染もうとしているけど、無理をしている感じもして。ちょうどカメラマンのお仕事にも興味があったので、自然と声をかけたんだと思います。
かずまさん:彼女を見た瞬間、ルックスも雰囲気もすごく華やかで、「素敵な人だな」と思いました。でも同時に、自分とはまったく違う世界にいる人のようにも感じて。だからこそ惹かれつつも、どこかで距離を取っていた気がします。少し警戒していた、というのが正直なところですね。
───そこから、どのように交際に発展したのでしょうか。
かりんさん:出会ったのがちょうどコロナ禍だったので、その後はオンラインで話すことが多くなりました。外出できない分、時間だけはたっぷりあって。朝から晩まで電話をつなぐこともありました。ゆっくり、お互いのことを知っていけた時間だったと思います。
かずまさん:彼女はよく笑うし、一緒にいて楽しい。でもただ明るいだけじゃなくて、自分の意見をちゃんと持っている。それでいて、人を否定しない。気づいたら、最初に感じていた警戒心はすっかり溶けていて、自然と惹かれていきました。
うまく切り出せず、モヤモヤがたまって爆発しちゃう
───付き合ってから、悩みやすれ違いはありましたか?
かずまさん:僕は自分の気持ちを素直に言葉にするのが苦手で。思っていても飲み込んでしまうことが多かったんです。
かりんさん:私も仕事が忙しくなるとタイミングを逃してしまって。「今はやめておこう」と思っているうちに、時間だけが過ぎていく。そうして溜まったものが、どちらともなく爆発してしまう。そんなことが何度かありました。
かずまさん:学生から社会人になるタイミングでの同棲したのもあり、家事の分担や生活リズム、将来のことまで、話し合うべきことは山ほどあって。頭では分かっているのに、言葉にできないモヤモヤだけが溜まっていく感覚がありましたね。
相手の愛情を知って、関係を続けていく自信がついた
───そこから、セキララカードを使うきっかけは何だったのでしょうか。
かずまさん:知人から「こういうカードがあるから、よかったら使ってみて!」とプレゼントされたのがきっかけです。部屋の見えるところに置いたまま、しばらくは使っていなかったんですが、話し合いがうまくいかず、行き詰まりを感じていたときに、彼女から「これ使ってみよう」と声をかけてくれました。
かりんさん:ちょうどお互い余裕がなくて、モヤモヤが限界に近かった時期だったと思います。彼が大事な話をするのが苦手なことは分かっていたし、それは一つの個性として尊重したい気持ちがありました。だからこそ、対話の“補助輪”みたいな存在になればいいなと思って、セキララカードを使ってみることにしたんです。
かずまさん:話し合いが嫌なわけじゃなくて、「どう聞けばいいのか」「どう伝えればいいのか」が分からなかった。そんな状態だったので、とても助かりましたね。
───セキララカードを使って、どんな変化がありましたか?
かずまさん:これまで以上に、一緒に暮らしやすくなったと感じています。以前は喧嘩をすると、同じ屋根の下にいながら気まずい空気が流れてしまうことが多くて。でもセキララカードで、「あなたが拗ねたとき、機嫌を直すにはどうしたらいい?」という質問に対して、彼女が「少し距離を置いて、そっとしておいてほしい」と答えてくれたんです。それ以来、ちょうどいい距離感をつかみやすくなりました。
かりんさん: 私は「どんなときに、もっと相手の考えていることを知りたいと思う?」というカードが心に残っています。彼の答えが「私の体調が悪いとき」だったんです。辛いときに、どうサポートしたらいいか知りたいって言ってくれて。その思いやりがすごく嬉しくて。胸がじん...と温かくなりました。こんなにも私の立場に立って考えてくれる優しい人なんだって、改めて彼の愛情を感じられた。二人の関係を続けていく自信にもなりましたね。
ボードゲームみたいに、楽しんでほしい!
───最後に、同じように悩んでいる人たちへメッセージをお願いします。
かずまさん:僕のように話し合いへの苦手意識がある方にこそ、おすすめしたいです。「対話しなければ」と思うと、かえって言葉が出なくなってしまうこともあると思うんですが、セキララカードは不思議と二人の間に安心して話せる空気ができあがるんですよね。
かりんさん:あと純粋に、ボードゲームみたいに楽しめるのもいいところ!無理に話さなくてもいいし、話したくなったら話せばいい。まずは気軽に、遊び感覚で始めてみてほしいです。
かずまさん:ふだん聞きづらいことも、カードを通せば自然に聞けて、それを日々に活かせる。その積み重ねで関係は確実にいい方向に進んでいると感じています。最初は話しやすいカードからやってみてもいいし、ランダムに引いて思いがけない質問に出会う面白さもある。その過程も二人で楽しんでほしいですね。